シュワブのおもい

水曜日、世界経済フォーラムの創設者兼会長のクラウス・シュワブは、世界中の政府が1つにまとまり、気候変動、貿易、経済崩壊などの世界的課題に早急に取り組むべき時が来たと発表しました。
選挙で選ばれてもいないグローバリストのシュワブは、ドバイで開催された世界政府サミット初日の基調演説で、より多くの政府がより多くのレベルで連携していかないと世界は改善されないだろうと述べました。
コロナウイルス・パンデミック中に政策立案者らにグレート・リセットを呼び掛けたシュワブは、
「第4次産業革命が到来し永続的変化が進行中である。第4次産業革命は、これまでの産業革命よりもはるかに包括的で迅速に世界を変革させていく。様々な課題はあるが、我々は、国家レベル、世界レベルで連携し次の世代への責任を果たさなければならない。本来、我々の未来はつながっており、協調的に対応することが求められている。世界は、Covid-19がもたらした経済や社会へのダメージを克服するとともに主要国同士の危険な衝突の余波にも対処しなければならない。」と述べました。
また、シュワブは世界政府サミットについて「各国政府が危機管理の範囲を超える場所」として称賛し、危機の時代における各国政府の役割と関与がこれまで以上に重要である。」と述べました。
シュワブは、グローバリストが好む永続的危機（気候変動）に言及し、「世界中で相互につながっている課題については、政府を超えたレベルで世界的に連携した対応が求められる。」と述べました。
世界経済フォーラムは、進化する世界における独自の役割についてはっきりと予見してきました。
またシュワブは、自身の著書の中に、コロナウイルス・パンデミックは危機ではなくニュー・ノーマルを導入する機会を与えてくれたとしてパンデミックを歓迎していると書いています。

彼の著書「Covid-19:the Great Reset」にはこのように書かれています。
執筆中の2020年6月時点で、パンデミックが世界中で悪化している。我々の多くがいつ物事が正常な状態に戻るのかと沈思している。そして、それを簡単に答えるとするなら、「決して正常な状態には戻らない」だ。コロナウイルス・パンデミックは世界的軌道の原理の変曲点を表わしており、危機が起こる前まで優勢だった半端な正常な感覚に戻ることは決してない。・・・
「Build Back Better」はグレートリセットのスローガンでもあり、それを考案したシュワブでもあります。