言葉・人間

2024/03/16

 僕らは自分の心を「今、怒ってる」などの言葉で認識・表現したりします。

しかし、人間の心というものは複雑なもので、「怒ってる」と言いつつも「心配」と「悲しみ」がセットだったりします

自分の心全体を言葉によって表すことは不可能なのでしょう。

それは、言葉は対象を限定する働きをもっていて、言葉にした時点で、存在の全体性を台無しにしてしまうからです。

宗教で問題とするところの天国・地獄も同様です。

それは人間という存在を絶対善・絶対悪に振り分ける試みといえるかもしれません。

人間を超え、神人となり天国に行く資格を得る。神智学の系統などでは、こういうのを大真面目にやっているわけですが、これは進化でしょうか?

分化に過ぎないのではないでしょうか?

むしろ人間という存在を限定することによって、矮小化し、ちっぽけなものにしてしまっていると僕は思います。

人間の全体性の前では、神も悪魔も矮小化された存在に過ぎない。そんな風に思うのです。

怒られるかな(笑)

でも大丈夫、人間は捨てたもんじゃない。

(beeさん 2024.3.16)



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中年主婦です。パートを辞めてしまい現在ひきこもり中。誰にも聞いてもらえないので、日々考えていることを記します。陰謀論研究家。

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